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★花と果実と。
ケータイサイト開設半年記念であぷしたGDGDでした。
(たまたまその辺りにぶち当たっただけ)



『頭でも打ったのか?
て言うか、犬 なのか・・・?』




零たんのにおい祭りです。
あなたならどんな零たんのにほいを思い浮かべますか。




『最近、「錐生くんから女性の匂いがする」
って噂になっているみたいよ?』

『え?』


唐突に。
頼ちゃんからそんな話が切り出された。
優姫は教室の後ろの方で未だに寝ている零に目を向ける。
珍しく授業に出たかと思えば、
授業中ずっと寝っぱなしで。


(女性の影?)


(あの無頓着に??)


優姫は何故だかイラっと来て、私怨を含む念を送ってみた。

その先で。
ビクリ。と身体を震わせて、零はゆっくりと顔を上げた。
眠たげな目できょろきょろと辺りを見回している。
そのまま頭をがしがし掻くと
「くぁ。」と欠伸を一つ落とし。
零は再び顔を突っ伏して寝る体勢に入った。











『零ーーッ!!!』


バターン!と思い切りドアを開け放ち
優姫は零の部屋へと踏み込んだ。


『はっ?!』


いきなり放たれたドアの方を振り返ると、
走ってきたのか、はぁはぁと息を切らしている優姫がいた。
零は制服のジャケットを脱ぎ、ベストのボタンを外している所で。
その不躾な訪問に対して眉を歪めさせた。


『優姫・・・お前、何回言えば・・・』


優姫は零の咎めの言葉も聞かず、
勢い良く体当たりする様に、零の胸に飛び込んだ。
がつん。と音が鳴る。


『うわ、痛っ!何なんだお前は!!』


零の胸にくっつくと
くんかくんかと匂いを嗅いでみせる。
優姫の鼻腔についたのは、シャツを洗った洗剤の香りと、
微量の汗の匂いと混じる、零の、匂い・・・
ぁあ、この匂い、とても・・好き・・。

優姫は静かに瞳を閉じて、零の香りに包まれた。


その行為を目にしていた零は、顔をしかめて眉根を寄せる。


『頭でも打ったのか?
て言うか、犬 なのか・・・?』



優姫はハッと意識を正すと顔を上げ、
キッと目線を尖らせて零に合わせた。


『抜き打ち検査!
風紀委員の風紀が乱れてるなんて!
ダ、ダメなんだから!!!』

『はぁ?』


優姫は零の身体を押して、先のベッドへと押し倒す。
そのまま零の上に乗りシャツのボタンを外し始めた。
零はベッドに倒れこみ、ビクリと身体を震わせると、シャツに掛かる優姫の腕を掴む。


『おい!何考えてンだっ やめろ!』

『だって!
零から女の人の匂いがするって言うんだもん!!
そんなのダメなんだから!!』

『は?女?』

『男子の間で噂になってるって。
頼ちゃんが聞いたって。』


零の上でシャツを掴んでいる優姫の腕に力が篭る。
その腕から必死な空気が伝わるようだった。


『はぁ?なんだそれ・・』


零は優姫を掴んだ片方の腕を解放すると、
自分の髪を掻き上げた。
下から覗いた綺麗な瞳に優姫はどきりと心音を跳ねらせた。


『何の事かわからないが、第一。
俺に触れる女なんてお前以外いないだろ。』

『・・・・え』


その言葉に優姫は、ピクリとシャツを握る手を反応させた。
揺れた振動が零の胸にも伝わり、連鎖して反応を起こす。
思わず二人の視線が交わった。


『・・・・違っ!
別に変な意味とかじゃない!』

『キャッ』


勢いよく上半身を起こした零に動かされ、
優姫は後ろに体勢を崩し、のけ反りそうになった。
慌てて零は優姫の背に手を回し、
優姫は零の胸にしがみついた。
より密着すると先程感じた零の匂いが優姫を包み込む。
それはまるで優しく零に抱きしめられている様で。

顔を上げる事が出来ずに目線を伏せると自分の下に足が見え、
優姫は自分が腰掛けているのが零の足の上だと云う事を認識する。

その時初めて。
自分が零に馬乗りになっていた事を意識し、
優姫は慌てて乱れたスカートを直した。


『う、うん。わかってる!
ご、ごめんねっ。』

『あ、ぁあ・・・』


優姫は顔を引き攣らせて微笑むと
慌てて零の上から下りて横に移動する。
零も腰を上げて姿勢を正す。
ギシ。とベッドが音を起てた。
視線をお互い反対方向に這わせて、二人並んで腰を下ろす。
微妙な沈黙が部屋に流れた。


その時、
ふわりと 部屋に風が舞い込んできた。
瞬間、隣から甘い果実の様な薫りが流れ伝う。
何となく零には似つかわしくない甘い薫り。
でも、どこかで嗅いだ事がある薫り。

薫った先に目を向ける。
座っているといつもより若干近い零の顔。


『零!』

『あ?・・ちょ』


優姫はベッドの上に膝立ちで乗り、零の頭を抱える様に薫りを辿る。
先程の甘い様な果実の薫り。
零の髪から薫るのは、自分と同じ・・・・


『シャンプー変えたの?』

『は?
ああ・・切らしたから風呂場にあるやつ借りた。』

『女性の匂いって・・・
私のシャンプーの事!?』


優姫はカクンと膝を折り、「なーんだ」と力を無くしてペタンと座り込んだ。
零は横に座る優姫の髪を掬うと、くん。と優姫の匂いを嗅ぐ。


『女の匂いってこれの事だったのか?
紛らわしいな。』

『それはこっちの台詞ー』


優姫はぽすんと零の胸を叩いた。
優姫の髪に顔を寄せていた零は、目の前の優姫へ目線を合わせるとニヤリ笑みを浮かべた。


『でも。お前と一緒の匂いって事は。
俺の女の匂いは言った通り「お前の事」だったな』

『!!!!』


悪戯っ子の様な瞳を向けられた優姫は
途端に鼓動が速まり、全身に「かぁあ」と朱い熱が帯びる。
真っ赤になった優姫を見て零は思わず声を上げて笑いを零した。


(零って・・・)




(無意識なのがたちわるい!!)



優姫は涙目になりながら
いつか零を翻弄させてやる!
負けないんだから!!!
と心に思ったのだった。













20100513---------》》
Thanks angeさん!

零のにほひ談議の妄想暴走でイチャコラ。
零たんのにほひは 優姫だけ堪能出来るっつう事ですね。
(ノε`●)うへ


一応年頃の男の子だし!少し人間くさい汗の香りも含みつつ
でも胸にキュンくる零のにほひ!みたいな。
それは薫るフェロモン。つまりは零フェロモン!!


好きーーーッ!!!
(●´Д`*)人(*´Д`●)


一応サイト開設半年記念です
記念になるのか? これ。

訪問頂きます皆々様へ感謝を込めて。
なつかしいにおい祭。
零たんのにおい祭。

零パラダイス!!

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