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★魔法の陽が響く瞬間。
零せんせい日常編です。


そんなどうでもいい事ばかり知りたがるのか。


とりあへずはお勉強してるみたいです。






 

『零の好きなお菓子って何ー?』

『・・・ない』

『えー優姫はねチョコレートが好きー。』


零は はぁ。と溜息をつく。

ここ最近優姫は何かと零に質問を投げ掛けてきていたが 毎回毎回
そんな事きいてどうすんだ
という事ばかりで。

例えば好きな色だとか好きなジュースだとか好きな髪型だとか。

それでも優姫が楽しそうに話をするから耳を傾けてはいるが実際何がそんなに楽しいのか全く理解出来なかった。



『じゃあね零の好きな女の子のタイプはー?』

『・・・・』



しかも今は勉強中である。



『優姫。次の問題は出来たのか』

『・・・まだ』


優姫は途端に元気を無くし机に向かい再度問題に目を向けた。
全く鉛筆が動く気配がない。

勉強の事に関しては途端におとなしくなるのだ。


わからないのなら質問すれば良いのに。
零は不思議で仕方なかった。


(どうでもいい事はうんざりする程聞いてくるのにな)


零は机に頬杖をついて優姫を見た。


『わからないなら聞けば良いだろ』

『うーん。何を聞けば良いのかわからないもん』

『・・・』


(そこまでアレだったか)
と零は眉を歪める。


『わかった。
それならお手上げだと言え。』

『お手上げ で す・・』


優姫はチロ。と零を見た。
零は 一から優姫に説明をする。
優姫もこくこく。と頷きながら零の説明を真剣に聞き入った。


『はーそっかぁ。そういう事かぁ。』

優姫は頬を上気させ すらすらと鉛筆を走らせる。


『やっぱり零は凄いなー。
零が先生だったらすぐわかっちゃうよ』


優姫は にこり。微笑む。


『零は勉強教えるの好きー?
教科は何が1番好きー?』

『・・・・』


まただ。
どうしてそんな---

零は目を伏せ 本日何度目かの溜息をつく。
優姫は にこにこしながら零の返事を待っている。



--そんなどうでもいい事ばかり知りたがるのか。


  

『全くお前は面白いな』

『え。何が?』


優姫はきょとんとし 目をくりくりさせた。


『何をそんなにどうでも良い事ばかり知りたがるのか俺には理解出来ない事だからな』

優姫はパチパチと瞬きをさせる。



『だからそんな事を楽しそうに聞いてくるお前は面白い』


『えー?どうでも良くないよ』


優姫は驚いた顔を零に向ける。


『だって零の好きなもの知りたいもん』


優姫は にこり笑顔を見せる。


『零の事知りたいのは どうでもよくなんかないでしょ?』

『・・・・・』


零は頬杖をついたまま動きが止まる。





俺の事を知りたいと
どうでもいい事ではないと
まっすぐに目を煌めかせながら するりといとも簡単に・・・


(ぁあ 本当にお前は)



零は思わず ふ。と微笑みを零し
横で にこにこしている優姫の頬を指でなぞる。


『お前は本当に可愛いな』

『えっ!!』


優姫の顔が ボッ。と音がしたかのように真っ赤に染まった。
零はそれを見て思わずブハッ。と吹き出してしまった。
笑いが止まらない。


『ははははッ
はッ・・お 前、
茹で・・蛸ッ・・ははははッ
苦し・・』


零は腹を抱えて笑った。
こんなに笑うのはいつ振りか。
声を上げて笑うなんて事は随分と忘れていた気がする。

優姫はそんな零を驚いた顔で見ていたが


『零が笑った所初めて見れたー』


とまた嬉しそうに笑顔を向けるのだ。



全く 本当にお前は---



零の中にポカポカと陽の光が入る。
いつまでも温かい気持ちが広がって 優姫の笑顔がとても心地良く感じた。
そしてそんな事を感じている自分が何だかとても不思議だった。















20091214
-------》》
打ち始めたは良いけど着地が見えずにどうしようかと思いました・・・
小話拍手の予定でしたが何故にこんなダラダラとしてしまったのか!
普通にあぷしときます・・
(・ω・`;)
零りん視点で少しやってみたかったんだけど微妙に難しかったす

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